2017年6月17日土曜日

【映画感想】「メッセージ」



■突如宇宙から謎の巨大物体が現れる
そこにいる”彼ら”と意思の疎通を図ろうとする
政府と言語学者

しかし、なかなか解析は進まず
中途半端な翻訳から様々な憶測が乱れ飛び
人類は混乱する。

これは地球の皆が力を合わせなくてはならないことのはず。
と言語学者は主張するが。
敵だったらどうする!と政府や民衆の疑心暗鬼は止まらない。


■しかしとある「兵器」を与えられ事態は一変する。
兵器という言葉から
ほら、やはり戦争だ!
と思ったのだがそうではなかった。

むしろ逆だ。
その戦争をなくすためのモノが
彼らから与えられたのだった。

それはなんなのか?



争いとは
お互いの不理解によって起こる。
言語の違いはその初歩的なものだ。
同じ言語を使うものは、似た思考をする。
そして違う言語を使うものは、違う思考をする。

では、未だ理解できない言語を持つ彼らの思考とは?

■争う互いを理解し合うためには
相手の心を開いてもらう必要がある。
しかし、その扉は大抵の場合閉じられている。

その心の扉を開ける鍵は
「あなただけの秘密のパスワード」なのだ。
それを聞き出さなければならない。
でも、そう簡単にパスワードを漏らす者はいない。

■だったらどうするか。
仲良くなってから未来で本人に聞けばいい。
…ん?
何かおかしなことを言っている。
未来のことは未来にならなければわからない。
それは当然、当たり前にそうだ。

私たちの言語が理解する範囲ではそうだ。

■しかし彼らの言語では「時間」をどう捉えているのか?

今地球上にある言語でも
時間を、
長い時間、短い時間と「距離」で捉える言語
膨大な時間、小さな瞬間と「量」で捉える言語とがあったりする
時間は歩いてゆく場所なのか?
時間は溜まってゆく物なのか?
それとも流れてゆくもの?

それはそれぞれの感覚によって変わる。



■人生を終えるとき幸せだったと思うために
その幸せだった時間をどう捉えるのか。
最終的な結果の状態なのか?
それとも総量で測るのか?



■なーーんてことを
映画の物語に乗せてうまいこと説明してるんですよねー。
もう知的に面白いですよー!
ほとんどが彼らとの交渉
もしくは相互理解の努力をするシーンなので
ほぼ密室劇なんですが
ものすっごい緊張感を持って
そんでもってなんだか妙にリアリティがある。

■あれ?これって世界の本質なんじゃないか?
なんて思ってしまうほどに。
この映画を見ることによって
新たなる感覚が開いてしまったんじゃないか?
なんて思ってしまえるほどに。

観る人間の感覚能力を進化させてしまえるような映画でしたよ。

■もう、理屈で平和を実現する感じで
たまらない感じでしたよ。
あいつとは絶対理解し合えない!
って人と分かち合えてしまうのです。
ナイス!

■あぁ、そうだ今やってる日本のアニメ「正解するカド」と同じくする部分が多いです。
やっぱりSF作品は人類を進歩させますよねー。
よきかなよきかな。






2017年6月13日火曜日

【新作】魔法使いのお時間よ 魔法使いとフェイスレス【お知らせ】

そんな感じで久々の新作更新です♪
魔法使いのお時間よ 
魔法使いとフェイスレス

つづきはこちらから↓












↑お好きなところでどうぞ。
パソコンは漫画ゴッチャが見やすいかもしれません。



あと「魔法使いのお時間よ」アニメ化?
モーションコミックのこのサイト6/30でサービス終了で見れなくなるので
見てなかった人は今のウチにどうぞ。

2017年6月10日土曜日

「口に出すと口が気持ちよくなる言葉(仮)」#電脳マヴォ にて掲載始まってます【お知らせ】

そんな感じで一応公式掲載?みたいな感じです。
見てなかった人は見て見て見てね。
いや、声に出して読むのです。
新しい漫画の扉がオープンですよ。


↓ここですよ。




投稿マヴォ






2017年6月7日水曜日

【アニメ】「正解するカド」が面白い!

何となく見始めたのだけど
何だかグングン面白い。

羽田空港に突如、
一辺が約2㎞の謎の立方体が出現する。
それが地上に降り立つ際に一機の旅客機を下敷きにした。
しかし、それは取り込まれただけで乗客は無事だったのだ。


何事なのか?
たまたまその飛行機に乗り合わせた
日本政府の外交官で、交渉の達人である主人公が
その立方体の内部を探索すると
「人」が居た。
いや、人の形に姿を変えた「異邦の存在」だったのだ。


宇宙人なのか?
いや、この宇宙の「外」から来た。
つまりは高次元生命体だと彼は主張する。

世界は大混乱だ。
彼の目的は何なのだ?
侵略なのか?
略奪なのか?

いや、私はあなたたちに与えにやって来た。
それは様々な問題を解決するためのキーだ。

そして私はあなたたちが
「正解にたどり着くことを願う」



なんて感じで。
超SF設定で面白いんですよー!
ウッホウッホ!
初めは「シンゴジラ」みたいに政府の機微を描く感じなのかのかー?
とか思ったけど
人類の正しい到達点
全ての人が考える作品になって居て
思考実験としても面白いし。

最終目的を意識することとしても魅力的。


彼は突如、
無限の電力を発生させる装置を出して
さらにそれを全ての人が自由に作れるようにしてしまう。

エネルギー問題の解消だ。
この世界における争いのほとんどは
限りある資源の奪い合いだから。
これで世界には安定した平和が訪れるのでは?

しかし、現状を維持したい保守派
新たなる未来を目指す革新派の意見は食い違う。

私的には新しいことどんどんやっていきたい派なので革新派なのですが
それには未知のリスクがつきまとう。
そして未知のテクノロジーは放棄してこれまでの通り人間のみで歩いてゆく保守派
しかし、その歩みの遅さによって救えなくなってしまう人も多くいる。

その違いは
「人間を変化するものだ」
と考える人と
「全ては人間を基準に考えるべきだ」
の人に分かれるのではないか。

などとまで考えてしまうほどに
このアニメ面白いんですよー!

そして新たなる装置を与えられ
人類は高次元の感覚を会得し
睡眠すらいらない仕組みへと変化するのだった!

そんな感じで今私が
もっとも楽しみに見ているアニメです。

各種配信サイトとかでも放送しているので
気になった人はぜひ見て見て〜。

楽しいー!




あ、でもキャラクターはCGでしょぼいよ^^

アマゾンプライムビデオで全部見れます。
忙しい人は「8. 第6.5話 エクワリ」が総集編なので
そこから見ても良いかも?


2017年6月6日火曜日

スポーツを嫌いな人はいない!



▪️スポーツを嫌いな人はいない!
しかし体育の授業が嫌いな人は多い。
そしてスポーツ自体も嫌いになってゆく。

スポーツには何の罪もないのに
体育が嫌いだったせいで
スポーツ観戦まで嫌いになる人も多い。

▪️なぜこんなにも体育が嫌われるのか?

体育を楽しんでいた人は
不思議に思うかもしれない。

▪️そんな人は
「体育」を「数学」と変換して想像してみると良い。

クラス内で適当にグループ分けされて
そのグループ同士で数学のテストの点数で競い合わされる
点数の悪い奴はチームから疎まれる。
「お前、テストの日、病気になって休めよ」
とか言われる。
テストの結果は順位別に廊下に張り出される。
点数の悪いものはみんなの前で教師になじられる。

▪️そんな体感を
体育が苦手だった人は感じている。
何年間も感じている。
とても疲れる。

学校を卒業したら
運動などは二度とやるものか!
なんて思ってしまうほどに。

▪️でも、別に河原でバトミントンとかやってみると
すっごい面白い。
私はマラソンとかは苦手なんだけど
自転車や徒歩ならば、ほぼ無制限にどんどん歩いて、進んで行ける。
そしてそれがとても楽しい。

でも学生時代に戻って
体育の授業を受けたいかと言えば
絶対嫌だ。

▪️スポーツはルールがあるから面白いのだと思うが
体育はそのルールの他に見えないルールが山ほどある
そこそこ運動ができる人はそのルールに気づかないまま
そのルールを強要しているのだ。

その様はとても恐ろしい。

楽しいことをやっているつもりで
どんどん人を傷つけているのだ。
スポーツを使って。

スポーツは面白くって楽しいのに。

▪️バスケットのマイケルジョーダンが
野球に転向した時さっぱり成果を出せなかったように。
それぞれに得意なスポーツの分野がある。

そして「普通このくらいできるだろう?」
なんて言う「普通」も危険だ。
ほとんどの人は「普通なんて知らない」
自分ができるから、何となく周りもできるはずだ。
なんていう「いい加減な普通」
他人を傷つける。

▪️「はっはっは、君の顔は普通以下だね!」
なんて言うと差別的だ!と怒られるに決まっているが
「お前は本当に運動オンチだな〜」
とせせら笑っても誰からも咎められることなく
周りも何だかニヤニヤと笑っている。

▪️競技はできる人がやれば良いし
遊びのスポーツは適当に
みんな楽しめばいいじゃない?

体育の授業はそこらがごっちゃになって
変なことになっているのよねー。

▪️お気楽に極楽に
音楽に合わせて体を揺らせるだけで
楽しいものですよ。


極楽京都日記: 孤独を感じるとき 

2017年6月5日月曜日

「さびしさ」


▪️これは何に喜びを見出すかは人によって違う、と言う話。

芸能人みたいに人から注目されることに喜びを見出す人もいるし。
勝負して勝って相手を負かすことに喜びの一番を置いている人もいる。
もしくはそんなのは関係なしに黙々と
自分の目標に向かって努力をすることが喜びだ!と言う人もいる。
はたまた、ただただいろんなことを知りたいだけだ。なんて言う人もいる。

▪️なのでもちろん
「さびしさ」に対する対応も
人によって様々なのだ。

▪️だけど、人間であるならば
みんな同じたったひとつだけの真実があるはずだ!
なんて思ってしまう人は多い。

全ての人がそう思うなんてことは
意外にも少ないものなのだ。

▪️例えば、大ヒットしている漫画がある。
この漫画のことはみんなが好きだ。
しかし、これのどこが好きなのか?
とたずねると。
驚くほど、違った答えが返ってくる。

「仲間との友情が熱いからに決まってるじゃないか!」
「何を言っているんだアクションシーンの斬新さ!これがこの漫画の魅力の全てだよ」
「いやいやいや、現実の世界とリンクする様々な問題の提示、これこそがだ!」
「えーー、私は好きなキャラがいるから読んでるだけなんだけどなー」

そんな感じで同じに好きなものでも
その本質はバラバラだ。

▪️それはつまりほとんどの人が
他人の気持ちを理解しないまま
気持ちが通じあったと勘違いしている現象なのだ。

▪️あなたがそう思っていても
他人はそうは思ってないかもしれませんよ。
と言うか大抵は違うことを感じています。

まぁ、だからすれ違いがあって
物語が発生するのだけどね。

▪️あなたの指に針を刺す
私の指にも同じ針を刺す。
それは同等の痛みのはずだが、
たぶんそれは、きっと違う。

あなたの「さびしさ」は
あなただけのものだ。
大事にしてください。

↓ここから物語を作ったのがこれ^
魔法使いのお時間よ

つづきはここらで↓




2017年5月29日月曜日

【漫画感想】明日ちゃんのセーラー服


一見女の子がカワイイ萌え漫画風なのですが。
いや、そうではあるんですが。
普段その手の漫画にはあまり食指が伸びない私が
グイグイと引き寄せられて買ってしまった。



もはや芸術作品ではないのか!?
とても美しい風景写真を撮る人が
ひとりの少女を追いかけその姿をファインダーに収めたのならば。
このような漫画が出来上がってしまうのではなかろうか。


主人公の女の子はもう純粋無垢のピュアピュアガールなのだが
多分女の人が読んでも
「くそッ!こんなピュアガールは男を騙す悪党のはずなのに。カワイイ!この子は許す!」
ってなりそうな、
すっごい良い塩梅のバランスなんですよね。
男の欲望に寄り添いすぎて嘘になってない。
こんな子なんているはずかない!
でも、いたらいいなー!
いいのになーーー!!
ドテンバタン。
とか思うような輝きの結晶。


漫画自体も描写力が凄まじく。
ちょっとした仕草や
田園の風景とか
名画を見ているような尊さ
尊厳さに溢れていて
光がきらめいておるのですよ。

かといって技術に傾倒しすぎて
描き込みすぎることもなく
漫画的絶妙なバランスで
白と黒の抜きもよく。
空気感や
やらわからな眼差しまで
物の見事に表現されているわけですよ。



なんということでしょう。
とんでもない芸術作品が
数百円でその手に入ってしまう。
現代の文化性は高まりは
感動というほかありませんですよ。

はぁ、幸せ。

ナイス漫画!

ここで結構な量読めますよ↓






2017年5月28日日曜日

【映画感想】夜明け告げるルーのうた


あぁ、とても良いぞ!
とても、良いぞ!
予告編とかで思った雰囲気と全然違って良かった!
もうなんだか
楽しい!嬉しい!
楽しい!嬉しい!
好き!好き!好きーーッ!!
ってな感じで
嬉しくって楽しくって泣いてしまうのでした。



湯浅監督作品はその天才的センスとか
テクニックが取り出さされるのだけど。
その本領はものすっごい感動と衝動の中心を
グイッと捕まえている力だと思うのですよね。

そしてこの映画にはそれが遺憾なく発揮されている。
中心の喜びと
中心の楽しさが
そのままの純度で
フルスイングで
豪速球で
ど真ん中をど直球で投げ込まれるのだ
そしてそれをそのまま
鮮やかに艶やかに
力をくるりと反転させて
打ち返し
場外ホームランの快感のキラメキなのです。

何言ってんだ^



観終わったあとで思うと
割と定番の少年が立ち上がるストーリーなのですが
なんだか「これだ!これんなんだよー!うえーん!嬉しいよー!」
なんて感じでずっと泣いてしまっているのでした。

あと音楽が良いですよ。
ミュージシャンな人が結構ハマるかも。
楽しく踊るような音楽が
楽しく踊るようでとても快感。



出てくる人たちも
みんな良い人。
でも綺麗事で良い人なのじゃなくて
色々不純物も混じっているけど
なんだかんだで良い人なのです。
いいよね、なんだかんで良い人。
あいつは色々あるけど、
なんだかんだで良いやつだ。

出てくる人はみんな何かしら失敗をしているのね。
でも、良い人なんよ。
なんだかんだでね、良い人なのね。
ね、良いでしょ?

そんでも持って
映像表現は怒涛!
しかもそれにグングン感情が乗っているからたまんない。

もう踊り出したくなる。
歌い出したくなる。
ステップを踏んで
くるりと回ってしまおうよ。

光が、色が、
動きが、音が、
みんな踊って嬉しそう。
私も輪になり楽しそう。

良かった良かった。



あと、犬カワイイ^

あ、そうだこれ
「ブルース・ブラザーズ」ですよね
あんな感じでサイコーの映画ですよ!
ヤッタネ!








2017年5月22日月曜日

コミックリュウ登龍門結果!

以前言ってたコミックリュウの登龍門の結果、
三位でした〜。
ざんねん!
連載獲得ならず!

しかしこれ続きいくらでも描けるシリーズなので
どこかで描かせてくれないですかねー。

連絡を乞う!



今売りのコミックリュウに講評が載っています。

連絡先:
ツイッター:

それとアンケートハガキとか
ネットでのコメントは全部見せてもらったので
あぁ、あの人が出してくれてるな。
とかで嬉しかったですよ。
ありがとうございます。

審査員のコメントも批評的な言葉じゃなくて
ちゃんと個人の「感想」を引き出せててたので良かったです。



漫画自体もこの↓雑誌を買えばいつでも読めるよ。
kindleがおすすめ。

2017年5月20日土曜日

【京都】2017 5th of BitSummit【インディーズゲームイベント】

ヘディング工場
VRでヘディングして障害物を破壊する。
まっすぐ返すだけかと思ったら
微妙に角度をつけられたりで楽しい。

leaplane
紙飛行機を手のひらの角度で飛ばす。
難しいのだけど面白い。

ABZU
「風ノ旅ビト」のチームの新作。
ずっと泳いでいたい。

Pepe Garden
VRで紙飛行機を飛ばすのだ。
@ViteiBackroom


ピーポーパニック
床が画面で、地上を上から見下ろす視点で
UFO型の釣竿みたいなので人間を吸い取るゲームなのだ!
アブダクション!
超楽しい!

god of money
VRで札束を撒き散らして
わっはっはな気分になるゲームらしい^

Figment
すごい絵が好み!
新しいゲームは新しいデザインのインパクトがモリモリ得られて嬉しいのです。

ラインウォブラー
1次元ゲーム!まっすぐなラインをただ進むゲームなのだが。
画面が物理でラインなのだ!
ラインを光が進んで行く!
これ普通の画面でやったら使用もないはずなのに、
このシステムでやるとむちゃくちゃ面白い!
これぞゲームだ!


本気の重機VS焼売
アプリで出てるゲームらしいんだけど
それを本格的コントローラーで^^

「GOD BREATH YOU」
VRでイカダに乗って、それを物理の風で動かす感じ。
試遊はできなかったのだけど楽しそう。

double five everything
世界中の全ての物質に乗り移って移動して増えて
ぐるぐる回る!
奇妙!
すごく私好みです!
もうどっかで売ってるのかな?

29 @humblegrove 
アドベンチャーゲームなのだけど
映像表現が演劇みたいで面白い。
舞台装置がヌルヌルっと移動していくのだ。
好みです!ナイス!

サカモト教授のライブですよ。
良い曲だ。

会場内の様子はこんな感じ。

2017:5/20〜5/21
2017 5th of BitSummit

なんか毎年来てる^
極楽京都日記: 【#game】2016ビットサミット行って来たよー【#bitsummit】 

2017年5月17日水曜日

【小説感想】有頂天家族二代目の帰朝 森見登美彦


年明けくらいにアニメ始まる前に読んでおくか、と
チマチマ読んでいたのだが。
いつの間にかアニメも始まって追いつかれそうになったので
慌てて読み切ったのであった。
ギリギリセーフ。

そしてやっぱりこれは面白いものなのでございますよ。
たぶん物語の作劇法的には正統派でない
行き当たりばったりの無茶苦茶加減なのだが
なんやかんやで最後帳尻を強引に、
いや偶発的に引き寄せてしまう筆力は
ヤンヤヤンヤの大喝采なのです。



正しくはない、
だが、とても楽しい。
個人的にとてつもなく嬉しい世界が盛りだくさんなのだ。

不思議の国のアリスのように
奇妙な京都世界で天狗やタヌキの大踊りが繰り広げられるのだ。

そしてはたまた妖術を使う怪しい人間や。
魅惑的な絵画を描く老画家。
七福神の首領の謎めく怖さ。
そして、最後の方でビックリしたのだが
「あのキャラ」が出てきたのだった!
こいつは嬉しい!
まぁ、正確には違うのだけど。
姿格好はそうなのだから
アニメでも出てくるのだろう
その出番が今や遅しと待ち遠しいものである。



お話はくるくると回り
いろんなキャラのエピソードをドミノ倒しのように積み倒し。
阿呆な話をベースに、
時にはシリアスに
時にはロマンチックに
時には怒涛のアクション映画のごとく!

なんともはや、心おどる物語なのだ。
荒唐無稽なのだが
なんとなくほんのりと納得してしまい、
心に温かな毛玉のようなフワフワが残るのだ。

いやはや、面白きことは良きことなり!
波風立たない人生の
波を立たせてやりましょうぞ!

それこそが、
阿呆の血のしからしむるところなのです!

うむ。
LINEスタンプ




2017年5月10日水曜日

【#drawing】2017落書き5月

なんとなくグリグリと思いつきで。

中島らも

小沢健二

おばちゃん星人





2017年5月9日火曜日

【漫画感想】狂気の山脈にて 田辺剛

なんとなくは知っているけど
ちゃんと読んだことはない
ラヴクラフトの暗黒神話の小説群。
クトゥルフ神話?
なんかあのタコの怪物とかがうじゅると出てくる感じのやつだ。


それの漫画化版だということだ。

なんとなく勧められていたのもあって
kindle端末も買ったのでお気軽に買ってみた。

ならばこれがすごく良い!

ははぁ、こういうやつでしたか!
すごく好みです!

南極大陸の冒険が進み、
本格的な調査団が結成され
神秘の南極大陸に向かう学者たち。
そこには興味深い発見が続々と生み出される。
興奮を隠しきれない彼ら。
しかし異変が、じわじわと迫ってくる。
洞窟の中で発見される奇妙な生物の死骸。
同行した犬たちは狂ったように吠える。

しかし好奇心の波に飲まれるのが学者という生き物だ。
彼らは奥へ奥へと進んでゆく。






うわー、どうなるのー!?

じっくりじわじわと濃厚な筆致で描かれる圧倒的世界!

続きが気になるよー。
といったところで1巻終了
すぐさま2巻を購入!

おっ、おおぉーー!
怖い!
でも楽しい!
なんなのだ?
どうなるのだ?
知りたいので
調査団の人は先に進んでください
もしや?
いや、まさかー!?
ってなところで2巻終了
3巻に続く!

うわー!
どうなるんだよー!
まだ出てないのかよー!
どてんばたん!

そんな感じで大変楽しんでおります。

これだけ長編で
他の既にて出てる他のは短編を2,3編収録したやつみたいなので
3巻が出てくるまでそっちも読んでおこう。
いやー、人物の描写とかは硬くて地味なんだけど
背景はもう絶妙で。
そのバランスがこの原作にちょうどよく絡み合ってる感じなのですよねー
クセになる!

ほむほむ!
ウッホウッホ!



2017年5月8日月曜日

5/14日 関西コミティア50 E-22(まり王)サンプル

というわけで関西コミティア参加します。
5/14
インテックス大阪2号館
大阪、南港、ニュートラムの中ふ頭駅かな?




「魔界大決戦」

久しぶりにオフセット本で関西初出。
怒涛のアクションパーティー漫画
28pです。
とても気が狂っていて楽しいですよ。
大阪に出れる人は
ぜひにどうぞ。
タヌキを100匹以上描きました。


5/14日 関西コミティア50 
E-22(まり王)


↓これがそのまま漫画になっております。
支援者のみでネーム公開。

2017年5月1日月曜日

【映画感想】キングコング:髑髏島の巨神


未開の無人島に巨大生物が?
調査団が見た驚きの光景とはッ!?

みたいな感じで巨大モンスターわんさかで
怪獣映画だドッカーン!
だと思っていたら違った。
いや違ってなくて
そうでもあるのだけど。

意外に漢気溢れる骨太物語で
最後泣いちゃいましたよ。
シビれるねー。



いやー、登場人物ひとりひとりの人生が浮かび上がってきて良いんですよー。
それがまたあっさり無駄死にしたりしてたまんない。
ゴリラのキングコングを含め
登場人物全て悪い人は一人もいない
全ての人が自分の人生の方向に向かって進んでいるだけなんですよねー。
もちろん立ち止まったり迷ったりもするのだけど。
違う方向なのだから意見が合わなかったりもする。
しかしそれを「敵」とみなして攻撃している暇があったら
前に進め、自分の道を前に進め!

なんてなー。



などと言いつつ男の子向けのおバカな気持ちなのです。
「強大な力が欲しい」
キングコング含む巨大モンスターに男の子は憧れを感じてしまうのですよ。
そして同時に
「その巨大な力に立ち向かって行きたい」
なんて無謀と勇気を履き違え気味のおかしな感情。

戦争で精神を擦り切らしてしまった兵士
自らの研究をバカにされながらも意地と執念で続ける科学者。
反戦運動に沸き立つ世間を尻目に
男たちは己の道を
脇目も振らずに進んでゆく。

「男はどこで飲むかじゃない、どれだけ飲めるかだ」

「戦争から帰ってきたやつはいない…元のままではな…」

戦争は否応無しに人を変化させる。
圧倒的な力の前に人は無力だ。
しかし、どれだけ飲めるのか。
どこまでの飲み込めるのか。
それが男の度量ってもんだろうがよー。



キングコングとてもダンディですよ。
ウッホウッホ!
戦う男たちはみっともなくて情けなくって優しくって
とてもカッコ良いですよ。
バカヤローですよ。
面白いなぁ、もう。

「パシフィックリム」に燃えた人は是非!
「ジュラシックパーク」でもあるね




2017年4月25日火曜日

【漫画感想】ディザインズ2巻五十嵐大介


動物の遺伝子を埋め込んでデザインした人間を作る実験。
それは、人類の宇宙進出を視野に入れた広大なプロジェクトだ。
しかし、そこには様々な野望が交錯し静かな内乱が起こり始める。
動物人間はその能力をいかんなく発揮し
やすやすと人間を超えた存在になっていく。

だが、人も動物人間もどこに向かっているのかが不明だ。
向かおうとしている者もいる
進むべき道が見えているとうそぶく者もいる

彼らのそれぞれが天才だ。
彼らがそれぞれに世界を知覚する。
それはそれぞれに違った環世界を有する。
正しく捉えられているのなら
それらのどれもが正しい世界なのだ。



なんて感じで、
体の一部に動物の能力が宿った人間たちが
様々に交錯してゆく物語なんですけどね。

人の動物化なんてのは
できそうな気もするけど
まぁ、そこはほぼフィクション。
嘘の話。



でも、その1点以外はすごいリアリティで描かれるので
もし、そうなれば、どうなるのか。
それがとても気持ち良くシュミレートされていく。

動物の感覚器官で見た世界はどうなのか?
その時の気持ちはどうなのか?
もしかして心の有り様まで変わってしまうのではなかろうか?

自分の感じ方が変わるというのは
世界が変わるということと同じだ。

世界が変わってしまっても
自分は変わらずに居られるだろうか?

いつも見ているものが
違うものに見えたのなら。

今まで見えてなかったものが
見えるのようになったのなら。

正しい世界なんて無いのではないだろうか?



なんてねー。

違う瞳で見て
違う耳で聞いて
違う鼻で嗅いで
違う皮膚で感じる。


そしてこの2巻で
マザーが出てくる。
遺伝子操作された動物人間は
試験管ベイビーな感じで
容器の中で生まれたんだろう。
そう、勝手に思っていたのだが。
違った。

博士が言うには
ちゃんと母の子宮で還した方が安定感がある。

なので全ての動物人間を産んだ
「ビックマザー」が存在する。

なかなかに脅威。

そしてとても楽しい。

世界の秘密を知りたければ
この漫画を読むと良いよ。



神になる過程で
神を知ることになるだろう。

同時発売の短編集「ウムヴェルト」も良いですよ。
「ディザインス」の原型の読み切りと。
五十嵐大介の初期の「はなしっぱなし」テイストの
妖怪というか異形の者をさらりと描いてしまっているのよね。
まるで、本当に居るかのように。
オチも何もなく、ただそこに在る者を描いてしまえる強い筆。
美しさと、畏れと、可愛さが入り交じるのです。
1話試し読み